旋盤の自動化を低価格で実現する方法について


    

水野鉄工の紹介

水野鉄工は旋盤にワークを自動投入するロボットを2種類製造しています。
一つは前置きタイプのローダー「SE」、もう一つはガントリーローダー「GE」です。
どちらも自社開発、自社製造で行っているため販売価格を抑えつつ幅広いカスタマイズに対応しています。

特にガントリーローダーは弊社の技術力や応用力を認めていただき、ヤマザキマザック様と共同で設備の製造もさせていただいております。

水野鉄工のロボットの強みは「低価格」「頑丈」「シンプル」「省スペース」になります。
カスタマイズをすることで、お客様のニーズに合わせたロボットを提供いたします。

前置きタイプのローダー「SE」

ガントリーローダー「GE」

ヤマザキマザック様との共同開発

設置事例

ガントリーローダー

組み立て用システム

トレーチェンジャーシステム

ワークバラ積みスーパーマグピッカー

ガントリーローダー(二連結)

オリジナルロボット SEー5

オリジナルロボットSE-20

オリジナルロボット SE-20 パートⅡ(作業者の負担軽減)

オリジナルロボット FAM-10S

オリジナルロボット ME-10

 
 

旋盤の自動化とは

旋盤の自動化とは旋盤加工の工程を自動化することで人手による作業を削減し、効率的かつ高精度な加工を実現する技術です。

これにより生産性の向上、コスト削減、品質の安定化が期待できます。
自動化システムにはロボットアームや前置きローダーなどが利用され、加工するワークの自動供給や取り出し、工具の自動交換などが行われます。

水野鉄工はこの中でも「ワークの自動供給や取り出し」専用のロボットを製造しています。

旋盤の自動化の課題

コスト

旋盤の自動化には初期投資として自動化設備の導入費用がかかります。

コストは大きく「ロボットコスト」「安全柵コスト」「システム制作コスト」「設置コスト」の4つに分類されます。
この中でも重要なのがロボットコストです。複雑なロボットになるほどロボットコスト、システム制作コスト、安全策コストが増えていきます。

水野鉄工では低コストで高品質な前置きローダーシステムを提供しており、コスト削減を実現しています。

スペース

自動化設備の導入には工場内に設置スペースが必要です。

ここで重要なのが「安全柵のスペース」です。安全柵はロボットが稼働する範囲全体を覆うように設置しなけばなりません。
さらに、多軸ロボットの場合はその範囲が想像以上に広くなってしまいます。

水野鉄工の前置きローダーシステムはコンパクトな設計でスペース効率が高いため、限られたスペースでも導入が可能です。

メンテナンス

自動化設備は定期的なメンテナンスが必要ですが、複雑なロボットは自社での点検が難しく、メンテナンス作業員を呼ばなければなりません。

定期メンテナンスであれば特に問題はありませんが、トラブルが起こったときに大きな損失になりかねません。

水野鉄工ではメンテナンスが容易な設計を採用しており、長期的な運用コストの削減に貢献しています。

寿命

自動化設備の寿命は使用頻度やメンテナンスの状況によって異なりますが、多軸ロボットのように可動部分が多いロボットは寿命が短い傾向にあります。

水野鉄工の製品は可動部分を最小限におさえ、耐久性に優れた設計で長寿命を実現しています。

旋盤の自動化のポイント

連続性

旋盤の自動化で最も重要な点は「連続性」です。生産効率を上げるためには、ワークの補充回数を少なくし、一度の可動で長時間連続で動くことが求められます。

そのためにはロボットだけではなくコンベヤやストッカーなどの設備も導入しなければなりません。

水野鉄工は周辺機器も含めてすべて対応可能です。

システム

可動時間を長くするためにはそれを実現するためのシステムが必要です。

ワークの自動ピッキング、ワーク洗浄、ワークの方向確認、マシンと干渉なども検討しなければなりません。

また、複数の種類のワークに対応できると生産効率は更に向上するため、俯瞰した設計が必要になります。

ワークの種類

ワークの種類によって自動化の難易度は変わります。例えば、重いもの、小さすぎる、薄いもの、掴むことが難しいものなどはワークを掴むハンドの制御やワークを移動させる制御が難しくなります。

また、重量物はロボットの構造全体を頑丈にする必要があったり、摩耗箇所も増えるため丁寧に設計しなければなりません。

水野鉄工は様々なワークに対応してきました。重量物、特異形状、軽量物などにも対応可能です。

低価格で自動化したいときは水野鉄工にお任せください

水野鉄工は低価格で自動化を実現できるようさまざまな工夫を行っています。ロボットのシンプル化、自社開発、安全柵の最適化などを行うことで、多軸ロボットよりも低価格、長寿命に加えて作業性の良さを実現しています。

基本システムの価格はストッカーを含めて450万円からとなっており、設置に至るまですべてサポートいたします。

低価格で自動化したいときは水野鉄工にお任せください。